チュートリアル1 X型の路線の作り方

このページでは、「X型」の路線を作る手順を説明します。
次の2路線がX型になっていると仮定します。
路線1 駅A-b-X-c-D
路線2 駅E-f-X-g-H
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手順1「路線特性を踏まえて、路線の並べ方を考える」
X型の路線の場合、交点(X駅)を中心に置き、上側に各路線の起点側を、下側に各路線の終点側を配置するのが基本となります。
上記例の路線を試しに並べてみると、A-X/E-X-D/X-H となりますが、A-XとE-X、X-DとX-Hは任意に順序を入れ替えることができます。
どのように並べるのが良いか、考えてみましょう。
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(1)駅数が少ない路線を内側にする
 これは、外側の列車の経由なし( | | )が表示される長さを短くして見やすくする、という考え方です。
(2)直通列車が多い系統を内側にする
 これは、経由なしが不要な列車を多くして見やすくする、という考え方です。
(3)直通列車が少ない系統を外側にする
 (2)の逆とも言えますが、外側同士の直通列車(上記並べ方の例だと、A-X-Hの系統)は、経由なしが一番長くなるパターンなので、それを極力少なくする、という考え方です。
上記3点は、経由なし表示に伴う見やすさ、という観点でしたが、もちろんそれ以外の考えもあると思います。
いずれにしろ、どのように路線を並べるかを、最初に決める必要があります。

手順2「駅を追加していく」
A-X/E-X-D/X-Hの例の通りに、路線を作るとします。まず、X駅の区別のために、A-X1/E-X2-D/X3-H とします。
OuDiaSecondの駅ビューから、駅を追加していくわけですが、まず大事なポイントは、分岐駅は計3個作る必要があるということです。
A-X1/E-X2-D/X3-H の中にはX駅が3回出てきますが、OuDiaSecondで駅を並べるときもこの通り3個作る必要があります。
市販の時刻表などでは、X1とX3を省略して、X2にまとめて表示する、といった例もあるかもしれませんが、OuDiaSecondではそれはできません。
上記を踏まえて、駅を追加します。上記のように路線を並べるとした場合、A,b,X,E,f,X,c,D,X,g,H の順に駅を並べます。
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次に、駅の設定を行います。
まず、X2駅に相当する駅を、駅時刻形式「発着」・駅規模「主要駅」にします。
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次に、X1駅に相当する駅を、「下り着時刻」「主要駅」にしてから、「この駅を分岐駅にする」設定を有効にし、分岐元の駅をX2駅にします。
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最後に、X3駅に相当する駅を、「上り着時刻」「主要駅」にしてから、「この駅を分岐駅にする」設定を有効にし、分岐元の駅をX2駅にします。
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これで、分岐駅に関する設定は終了です。後は必要に応じて、その他の駅の設定を行ってください。
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分岐駅設定・環状線設定

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