列車の各駅の発着番線は、駅時刻ダイアログから設定できます。
発車番線のデフォルト値は主本線です。駅設定で指定した主本線が使用されます。
リストボックスから、他の番線に変更することができます。
「連続時刻修正/番線・作業変更」機能を使用することで、駅時刻ダイアログでの編集以外で発着番線を変更できます。
時刻表ビューの番線欄にカーソルを合わせた状態で、[+1分]や[-1分]の各種コマンドを実行すると、番線を変更できます。
時刻を繰り下げるコマンドだと、[番線ビューの一番上の番線]→[番線ビューの二番目の番線]→…→[番線ビューの一番下の番線]→[番線ビューの一番上の番線]の順に遷移し、時刻を繰り上げるコマンドだと逆順に変更します。
駅時刻の連続入力や、駅時刻ダイアログの番線選択において、デフォルトは駅設定における主本線ですが、種別・停車/通過別に各駅のデフォルト番線を設定できます。
この機能は、「基準運転時分」ダイヤを用いて行います。「基準運転時分」ダイヤにデフォルト番線を設定したい種別の列車を作成し、デフォルト番線を設定したい区間に時刻を入力してください。また、デフォルト番線は停車と通過を区別するので、種別に合わせ適切に設定してください。
次に、作成した列車の各駅にデフォルト番線となる番線を指定します。これで準備完了です。
これにより、列車を入力するとき(具体的には、駅扱いが運行無しから停車・通過に変わるとき)に、基準運転時分ダイヤから、入力中の列車の種別および停車または通過が一致するものを探し、見つかった場合は一致した列車の列車番線を読み取り、入力中の列車のデフォルト番線とします。
「基準運転時分に合わせる/デフォルト番線に変更」コマンドを番線欄で使用すると、上記と同じ方法で見つかったデフォルト番線に、番線を変更します。
設定例
下図のような路線で、急行と各停それぞれにデフォルト番線を設定する場合
1.「基準運転時分」ダイヤを作り、急行と各停の列車を作成する。
2.時刻・駅扱いを設定する。3.番線を設定する。
この状態で、「基準運転時分」以外のダイヤで、列車時刻を入力すると、デフォルト番線機能が働きます。
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