路線ファイルのプロパティ内の、「運用機能を有効にする」にチェックを入れると、運用機能が有効になります。

[Ver1.04.06~]
路線ファイルのプロパティ内の、「運用機能」で「通常モード」か「軽量モード」を選択すると、運用機能が有効になります。

この運用機能は、各列車の時刻・番線・始終着駅作業を基に、出区列車から繋がる列車を自動的に導き、出区作業で設定された運用番号を、各列車に割り当てていくというものになっています。
[Ver1.04~]
路線外始発列車も、出区と同様に運用の起点として扱います。
以下、出区列車は路線外始発を、入区列車は路線外終着を含みます。
運用機能が有効になると、以下のように変わります。
・時刻表ビューの2行目(列車番号の下)に、運用番号欄が表示され、運用番号が設定された列車は、ここに運用番号が表示されます。

・運用番号が割り当てられている列車の運用番号欄で右クリックすると、運用有効時専用メニューが表示されます。

・「出区列車に移動」その運用の出区列車に、フォーカスが移動します。出区列車の場合、このコマンドは使用できません。
・「前列車に移動」その列車の前につながる列車に、フォーカスが移動します。出区列車の場合、このコマンドは使用できません。
・「次列車に移動」その列車の後につながる列車に、フォーカスが移動します。その列車が入区列車の場合、後につながる列車が見つからなかった場合は、このコマンドは使用できません。
・「入区列車に移動」その運用の入区列車に、フォーカスが移動します。なお、入区以外で運用が途切れていても、最後の列車に移動します
・「運用表を開く」その運用の運用表ビューを開きます。詳しくは<運用表>をご覧ください。
[Ver1.04.03~]
運用表は、運用番号欄でEnterを押す、もしくはダブルクリックでも開くことができます。
・ダイヤグラムビューでは、運用が繋がっている列車が線で結ばれます。
・在線表表示駅では、従来、作業なしの場合発着番線、入換の場合入換番線で、1分長の横太線が引かれていましたが、運用が繋がっていると、この横線同士が繋がることになります。また、この横線の上に、運用番号が表記されます。

・在線表非表示駅では、列車線同士を円弧で結びます。この円弧の上下に、運用番号が表記されます。

・出区の○印及び入区の△印の横に、運用番号が表記されます。また、在線表非表示駅でも、○印・△印・運用番号を表記します。

[Ver1.04~]
・路線外発着を示す斜め線の横に、駅名頭文字に加え、運用番号が表示されます。
在線表非表示駅では、路線ファイルのプロパティの「路線外発着列車の表示形式」に基づき、文字情報が変わります。

時刻表ビューの[表示]およびツールバーに「運用更新を一時停止する」ボタンがあります。
運用機能は、列車の編集が行われるたびに、運用の再探索が行われます。PC環境・及び路線の規模によっては処理時間がかかります。なので、一時的に更新を止めることで、処理待ちを無くすことができます。
この機能の有効・無効は、時刻表ビューの下りと上り・ダイヤ別で独立しています。
また、機能が有効状態の間は、[表示]から「運用手動更新」を実行もしくは[F5キー]を押すと、運用が更新されます。

「運用更新を一時停止する」が有効の場合は、対応するダイヤグラムビュー、運用表ビューも一部更新が停止します。
「運用更新を一時停止する」を再度押すと、一時停止が解除され、運用の更新が行われます。
[Ver1.04.06~]
通常モードと軽量モードでは、運用の決定方法が若干異なります。
軽量モードの場合、終着列車と始発列車の間に、その駅を通り抜ける列車が存在しても、二つの列車を接続します。
これにより、運用接続の計算量が軽減され、運用情報の更新待ち時間が短縮されます。

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um5984