在線表の解説

駅設定で、「ダイヤグラムビューでこの駅の在線表を表示する」にチェックを入れると、
ダイヤグラムビューで在線表を表示することができます。
在線表とは、各ホームにどの列車がどの時刻に入線しているのかを示した表のことです。
従来の駅の横線を、起点側と終点側に分けた上で、その中に番線数と同数の横線が配置されています。
ダイヤグラムビューの左側、駅名欄には、番線名称が表示されます。
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在線表の線の間隔は、ダイヤグラムの縦軸方向の拡大・縮小とリンクします。
線の間隔の相対的な幅は、路線ファイルのプロパティ→ダイヤグラム画面タブの、「ダイヤグラムの既定の駅間幅」で調整できます。
Ver1.02より、この設定を秒単位で変更できるようにしたので、細かな調整が可能です。
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在線表表示駅を中間駅とする列車は、着時刻の位置に、列車線(斜めの線)と発着番線を結ぶ縦線、
発着番線の位置に、着時刻から発時刻までの横太線、
発時刻の位置に、発着番線と列車線を結ぶ縦線が引かれます。
ただし、停車時間が0秒またはきわめて短い場合、及び通過列車の場合、横線を引くことができず、
どの番線を使用しているかわからなくなります。
それを防ぐため、発時刻と着時刻のX座標が同じになる場合、
発着番線の位置に、停車の場合は小さい○印を、通過の場合は×印を表示します。
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在線表表示駅が始発駅もしくは終着駅の場合、始発・終着駅作業設定に基づき描写します。
作業なしの場合、発時刻(着時刻)の位置に、発着番線と列車線を結ぶ縦線が、
発車番線の位置に、発時刻の前(着時刻の後)1分長の横太線が引かれます。

[Ver1.02~1.02.02]
入換の場合、発時刻(着時刻)の位置に、発着番線と列車線を結ぶ縦線が、
発着番線の位置に、発時刻(着時刻)と入換時刻の間の横太線が、
入換時刻の位置に、発着番線と入換番線を結ぶ縦線が、
入換番線の位置に、入換番線の前(後)1分長の横太線が引かれます。
[Ver1.02.03~]
始発駅での入換の場合、発時刻の位置に、発着番線と列車線を結ぶ縦線が、
発着番線の位置に、発時刻と入換着時刻の間の横太線が、
入換着時刻・発着番線と入換発時刻・入換番線を結ぶ(斜め)縦線が、
入換番線の位置に、入換発時刻の前1分長の横太線が引かれます。
終着駅での入換の場合、着時刻の位置に、発着番線と列車線を結ぶ縦線が、
発着番線の位置に、着時刻と入換発時刻の間の横太線が、
入換発時刻・発着番線と入換着時刻・入換番線を結ぶ(斜め)縦線が、
入換番線の位置に、入換着時刻の後1分長の横太線が引かれます。

入出区の場合、作業なしと同じ線に加え、横太線の先端に、出区の場合○印、入区の場合△印が描写されます。
[Ver1.04~]
路線外始発(終着)の場合、発時刻(着時刻)の位置に、発着番線と列車線を結ぶ縦線が、
発着番線の位置に、着時刻から発時刻までの横太線、
着時刻(発時刻)の位置に、他路線直通を示す斜め線が引かれます。
また、斜め線の横に、路線外発着駅名の頭文字が描写されます。
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分岐駅設定により「基幹駅」になっている場合は、「派生駅」の時刻も在線表に表示されます。
その際、派生駅の列車であることが分かるように、列車線の替わりの短い斜め線を表示します。
環状線の「起点駅」「終点駅」になっている場合も同様に、互いの時刻が表示されます。
つまり、環状線を走破する列車は、起点と終点の両方が描写されるということです。
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