基準運転時分機能(2)見方

[Ver1.00~]

(1)設定
まず、Ver1.00における各駅の時刻が、何を比較対象としているかです。
1.駅種別が"発時刻"の場合は、前の停車駅の発時刻と、当該時刻の差分が、比較対象となります。
2.駅種別が"発着"及び、下りにおける"下り着時刻"、上りにおける"上り着時刻"の場合の着時刻は、前の停車駅の発時刻と、当該時刻の差分が、比較対象となります。
3.駅種別が"発着"の場合の発時刻は、当駅の着時刻と当該時刻の差分(つまり停車時間)が、比較対象となります。
それぞれの時間について、基準運転時分の中から、種別・停車駅が一致しているものを選び、比較を行います。
一方、Ver1.01では、着時刻・発時刻といった分類や、境界線や経由無し等分岐についてはあまりこだわらず、「ある時刻について、それより前方(上方)のもっとも近い時刻からの経過時間を比較する」という考え方になりました。
次に、色の説明です。
赤色:基準運転時分よりも、短いことを意味します。基準運転時分の定義上、修正が必要です。
青色:基準運転時分よりも、長いことを意味します。長い分には問題はありませんが、ダイヤを変更する際、削ることが可能であることがわかります。
黄色:基準運転時分が未定義であることを意味します。主な例として、その種別の列車が基準側に存在しない、もしくは、停車駅が異なる。などです。
灰色:当駅及び前方駅での時刻入力状態・駅扱いが適切ではないことを意味します。例として、着発駅で着時刻が入力されているにも限らず、一つ前の駅が"運行なし"になっている。などです
(3)実例

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